¥1,650
いにしえより仕覆の裏地として珍重されてきた「カイキ」。一度は廃れたこの裂が、織元の技術と情熱で復刻しました。仕覆に仕立てやすい薄さとハリ、そして玉虫色に輝く美しい光沢をお楽しみください。
【サイズ】 Sサイズ
幅×長さ 約 36×25 cm
【素 材】 正絹(純国産100%)
奇跡の復刻を遂げた、幻の織物
遥か400年以上の昔、南蛮貿易によって「海気(改機/海黄/加伊岐)」という舶来織物が日本にもたらされました。
その技術を取り入れ、寛文年間に国内で産出されるようになった同織物が「甲斐絹」です。
時代の波に飲み込まれ、一度はその姿を消してしまった甲斐絹が、産地の職人達の高度な技と情熱で見事に復刻しました。
撚りの甘い極細糸を高密度で織り上げる技術は並大抵のものではなく、しかも希少な純国産絹を100%使うというこだわりぶり。
完成には何年もかかったと、職人さんは語ります。
その努力の甲斐あって、独特のハリと珠玉の光沢を放つ美しい「カイキ」の 再生が実現しました。
二度と甲斐絹を廃れさせてはいけない、有楽はそう思います。
産地を応援したいと。
いにしえのお茶人がなぜこの裂を仕覆に採用し、愛用し続けてきたのか、使ってみると不思議と理解できます。
表からは見えない、裏地のためのものですが、仕覆の影の立役者。
あなたの仕覆に是非、お役立てください。
●#1〜20、#22、#26は経糸と緯糸の色が異なる玉虫甲斐絹で、絶妙な光沢がお楽しみ頂けます。
●甲斐絹は見る角度によって色味が異なって見える特性があります。商品画像の二番目(折画像)が実際のイメージに近いものになっております。
●茶箱や水指用など、大きなお裂地がお入り用の場合は別途お問い合わせください。
仕覆専門店 有楽
TEL: 050-6878-6758
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