¥11,000
渋い色調と独特の風合いで、お茶人に愛された丹波布。「手紡ぎ」「手織り」「草木染め」「絹つまみ糸」の四条件をすべてそなえ、丹波布技術認定者が心を込めて織り上げた逸品です。
【サイズ】 Lサイズ
幅×長さ 約 31×48 cm
【素 材】 木綿(厚手)
風土が育てた伝統の美
丹波布は柳宗悦氏によってその美を見出され、地域の人々の努力と情熱で復活を遂げた奇跡の織物。
国の無形文化財にも指定されています。
その制作は糸紡ぎ・糸染め・織りまでの全行程をひとりで、
しかもすべてを手作業で行うという、非常に手間のかかったもの。
染料も地元の自然の恵みを活かした草木染です。
現在丹波布を織ることができるのは、この伝統技法を正式に受け継いだ 「丹波布技術認定者」のみ。
その希少な織布を仕覆のために、ご用意しました。
丹波布で仕立てた仕覆には、他の裂ではだせない格別の味わいがあります。
布の素朴さに、いとおしさが湧き起り、愛着もひとしお。
そして、茶道具同様の「育てる」楽しみもあります。
織りたての布には古布のような柔らかさはありませんが、 道具とともに使い込むほどにフワフワとした手触りを増し、草木染特有の色の変化も味わえます。
丹波布はそんな風にして育つ布です。
仕覆で是非「育てる悦び」を味わってみませんか。
●織り工程時の糊がついた状態でお届けしております。水やぬるま湯で数回洗い流すと柔らかさが増します。 (洗うと多少の色落ちや縮みがあります)
●茶箱や水指など、大きなお裂地がお入り用の場合は別途お問い合わせください。
仕覆専門店 有楽
TEL: 050-6878-6758
Mail: info@uraku.net