2021/03/12 13:50
「仕覆をつけたい器があるのだけど、SとL、どっちのサイズを選んだらいいかわからない」
「小さいお茶碗だから
Sサイズ裂でも足りるかしら?」
そんな時は、以下のような方法で裂の必要寸法をざっくりと割り出すことができます。
【1】器の横の全周(一番太いところ)を測ります。→ A(cm)
【2】器の縦の全周(一番大きいところ)を測ります。→ B(cm)
【3】器の底径を測ります。→C(cm)
柄合わせを考慮せず、とりあえず必要最低限の大きさ(縫いしろ含む)の見当をつける場合、裂の縦横幅の目安は以下のようになります。
●型紙を縦にとる場合
裂の横幅 A÷2+3cm
裂の縦幅 B+C
●型紙を横にとる場合
裂の横幅 A×2+5cm
裂の縦幅 B÷2 +C
柄合わせしたい場合は、文様にもよりますが、上記の1.5~2倍ぐらいの大きさが目安です。
柄の大きさやピッチによってはそれでも足りない場合もありますし、
逆に、必要最低限サイズでも柄合わせができる場合もあります。
迷った場合は大きめに裂を用意しておくと安心です。
同じ裂を2枚以上のご注文は、柄合わせしやすいよう裂を切らずお送りすることもできます(在庫がある場合のみ)。ご相談ください。
柄合わせについては別途お役立ち情報を掲載しております。
こちらもご参照ください。
→「柄合わせの考え方」https://www.uraku.net/blog/2021/03/11/230249
※器の採寸方法や型紙の作り方は、各種書籍・教室によってそれぞれ異なります。あくまで大体の目安としてご参照ください。
仕覆専門店 有楽
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